国土交通省は11日、北海道・知床沖の観光船沈没事故を受けて実施している旅客船事業者の緊急安全点検で、救命設備の劣化や、点検記録簿の未記載といった不備が24事業者で見つかったと明らかにした。いずれも改善を要請した。