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<p>ボルテージは最高潮! 「RAGE VALORANT 2022 Spring」イベントレポート 総来場者数1万3千人超え、熱気に包まれた2日間</p><p>【特別企画】ボルテージは最高潮! 「RAGE VALORANT 2022 Spring」イベントレポート 総来場者数1万3千人超え、熱気に包まれた2日間 #RAGE #VALORANT</p><p>eスポーツ関連イベントが、コロナ禍の沈黙を経てパワーアップして帰ってきた!</p><p>続いて行なわれたのは「来場者参加型ミックスマッチ」。DAY1同様、抽選で選ばれた来場者がプロゲーマーとチームを組んで一緒にプレイできる夢の企画である。今回はTeam AからTeam Dまでの4チームに分かれて実施。参加者たちは「緊張したけど楽しかった」、「グータッチできて嬉しかった」などの感想を口々に述べていた。なかにはプロゲーマーから直々に「レディアントに行けるんじゃないか」とのお墨付きをもらった参加者も。 最後に注目の「オールスターエキシビション」が行なわれた。15名のプロゲーマーが抽選によって3チームに分けられ、総当たりで対戦。多少のお遊びマッチもあるのかと思いきや、プロならではのガチマッチが展開された。それでも元チームメイトで組むことになったり、現チームメイトを相手に戦ったりする姿はオールスターならではと言えるだろう。ネオンやフェイドなどの新しいエージェントもピックされ、今後の「VCT」への期待感も高まるような内容だった。 【チームRED】 (競技席左から)Laz選手、Minty選手、bazz選手、neth選手、Dep選手 【チームYELLOW】 (競技席左から)Reita選手、Meiy選手、TENNN選手、takej選手、crow選手 【チームBLUE】 (競技席左から)popogachi選手、Fisker選手、Zepher選手、SugarZ3ro選手、oitaN選手 実は今回、急きょウォッチパーティが実施され、k4senさんと鈴木ノリアキさんが現地で配信を行なっていたのだが、インターバルにサプライズで登場し会場を沸かせていた。 3チームの総当たりを終え、とうとう今回のイベントも終わりの時間である。選手たちはそれぞれ思い思いに感想を述べた。そしてこの日も観客席からは応援ボードでアピールしている人たちがたくさんいた。ほんの一部ではあるが、誌面でも紹介しておきたい。 最後に、「RAGE」総合プロデューサーの大友真吾氏が登壇した。来場者へのお礼を述べるとともに、なんと「RAGE VALORANT」の今秋開催決定を発表。またこのオフラインイベントが体験できるのだ。そんな次回への期待に胸を膨らませつつ、今回のイベントは幕を閉じた。 新時代到来の予感……!スターダムにのし上がったストリーマーとプロゲーマー 国内における大型eスポーツ関連イベントは過去にも複数回の開催実績があるが、今回の「RAGE VALORANT」は、日本のeスポーツにおける有料イベント史上最多の動員観客数を達成したという。 しかしそれ以上に今回特筆すべきことは、観客の熱量にあると言いたい。先着順の物販の整理券を求め朝早くから列に並ぶ人、ステージ上から見てもらいたい一心で目立つ応援ボードを事前に制作し掲げる人、目の前の憧れの存在を自分の端末に収めようと夢中でスマホを操作する人、自分の思いをつづった手紙を添えてプレゼントを手渡しする人。これは熱心な一部の層の話ではない。こういった行動に出ていた人が珍しくないというのは、現地にいれば一目瞭然であった。 また、これまで女性の間ではストリーマー人気が高かった印象だったが、今回はっきりとプロゲーマー人気が高まっていることが体感できた。筆者がそれをはっきりと感じたのが女子トイレ。DAY1では比較的ゆったりと快適に使えていたトイレが、DAY2ではメイク中の女性たちでごった返していたからである、という女性ライターにしか書けない証言をあえて書き残しておこうと思う。 ストリーマー人気からスタートした日本のゲーム配信文化だが、その人気はそのままに、eスポーツ観戦の楽しさも徐々に人々に伝わっていた。「VALORANT」に関して言えば、人気ストリーマーが「VCT」のミラー配信で、視聴者にeスポーツの楽しさを伝えたことも大きいのではないだろうか。今回のイベントはエンタメ要素の強いものであったが、この調子であれば「VCT」のオフライン大会実施なども可能性が見えてきた。日本でのオフライン大会が大成功を収めれば、国際大会の誘致などもいよいよ現実味を帯びてくる。日本のeスポーツの新たな可能性を期待せずにはいられない。 © RAGE</p>