<p>中国版Twitter「ウェイボ」、悪質ユーザーに必殺の「IPアドレス晒し」</p><p>中国版Twitter「ウェイボ」、悪質ユーザーに必殺の「IPアドレス晒し」</p><p>中国で展開しているTwitterっぽいSNS「微博(ウェイボ)」は、プラットフォーム上での「悪質な行為」を排除するため、一部のユーザーのIPアドレスを公開すると発表。</p><p>ウェイボは最近の声明で、この仕様変更について「問題となっているトピックの当事者のなりすまし、悪意のあるデマ情報、トラフィック稼ぎなどの悪質な行為を減らし、発信されるコンテンツの信用性と透明性を確保するため」と述べています。また同社は「ウェイボは、常に健全で秩序ある議論ができる雰囲気を維持し、ユーザーはリアルで効果的な情報を迅速に得られる権利と利益を守るために努めてきました」とも加えています。 デマに対抗するために有意義なガードレールを設置することは悪いこととは言いませんし、ソーシャルメディアプラットフォームはその点ではもっと努力が必要なことは間違いありません。ですが、IPアドレスを公開するというのは、他にメリットがあるとはいえ、ウェイボからアカウントを消すのに十分な理由と言えます。 もっとも、アメリカではTwitterが440億ドルで買収されるわけで、良い状況とは言い難いのですが。</p>