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旭化成の利益創出力を示す自己資本利益率(ROE)は、2019年度7・6%、20年度5・6%と目標とする2ケタを割り込む水準が続いた。20年度はコロナ禍や石化市況低迷の影響により当期利益が減少したが、21年度は世界経済などの回復により業績は好調、当期利益は過去最高を見込む。ROEの回復も予想するととも…