| ランボルギーニ60周年記念モデルがまさかの「ミウラ・オマージュ」ということはないと思うが |
そしてアヴェンタドールLP780-4が「最後のアヴェンタドール」とされていただけに、アヴェンタドールベースということもなさそうだ
さて、ランボルギーニはつい最近Revuelto(レブエルト)という商標を欧州特許庁へと出願しており、これは「アヴェンタドール後継、次期V12ハイブリッドモデルの名称では」と言われています。
そして今回報じられているのが、ランボルギーニがさらに「60 Anniversario(アニヴェルサリオ)」という商標とロゴを届け出たということ。
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ランボルギーニが欧州特許庁に「Revuelto(レブエルト)」なる商標を出願!スペイン語で「混ざった」「喧嘩」「暴動」「カーブ」といった意味があるようだが
| ざっと調べると、「闘牛」との関連性が見つからないものの、やはりぼく闘牛由来の名称だと思う | ランボルギーニは基本的に「闘牛由来」の名をそのクルマに与えている さて、ランボルギーニが欧州連合知 …
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そしてこちらがそのロゴであり、ここ数年のランボルギーニが採用してきた「6角形をイメージした」グラフィック、そして新しく牛のツノを模したと思われるデザインが採用に。
そしてこのデザインを見て思い出すのが「ミウラ(Miura)」のモデルネームで、ミウラとはもともと「闘牛を育てるミウラ牧場」から取られているのですが、その「M」部分のデザインを連想させるものでもありますね。
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ランボルギーニがミウラの50周年を記念しミウラとともにミウラ牧場を訪問
| ランボルギーニは常々「闘牛由来」のネーミングを採用してきた | ランボルギーニがミウラ50周年を祝い、そのネーミングの元となったミウラ牧場をミウラSVはじめ現行ランボルギーニで訪問。ランボルギーニ …
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こういった関連性を見るに、ランボルギーニの60周年記念モデル、つまり「60アニヴェルサリオ」とはミウラに関連した特別モデルになるのではないかとも想像できるものの、現ランボルギーニCEOは、(前CEOが企画した)カウンタックLPI800-4のような過去へのオマージュモデルを作ることはないと明言しているので、この60アニヴェルサリオのツノについては、単にランボルギーニのエンブレム、そして創業者であるフェルッチョ・ランボルギーニの星座をイメージしたものなのかもしれません。
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ランボルギーニCEO「二度とカウンタックLPI800-4のようなレトロカーを発売することはない」。「我々に必要なのは過去ではなく、過去を破壊しながら未来に進むことだ」
| 一本筋が通っているように見えるランボルギーニの展開も、CEOによってはずいぶん方向性が違っていたようだ | ランボルギーニが今後「レトロモデル」を発表しないことにも「納得」 さて、2022年には4 …
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ランボルギーニはこれまでにもこんな記念限定モデルを発売してきた
なお、ランボルギーニの歴史は1963年にV12エンジンとともに始まっており、これまでにも様々な節目に記念限定モデルを発売しています。
まず最初に記念限定モデルは「カウンタック25thアニバーサリー」ですね。
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まさかの「新車」!ランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリーの未使用車が6100万円で販売中
| 内外装を見る限り「工場から出荷されたばかり」のようにも見える | ランボルギーニの正規ディーラー、ランボルギーニ・モントリオールにて、なんと「新車の」カウンタック25thアニバーサリーが販売中。走 …
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そして次はディアブロにて30周年記念限定モデル(ディアブロSE30)。
ここで採用されたパープル、そしてエンジンヘッドカバーのゴールドは現代にも引き継がれ、ボディカラーはアドペルソナムにて選択でき、エンジンカバーはV10(ウラカン)、V12(アヴェンタドール)の特別モデルに採用されています。
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超希少。製造番号1番のランボルギーニ・ディアブロSE30(限定150台、30周年記念車)が競売に
| ジャミロクワイ(ジェイ・ケイ)も乗っていた希少車 | ランボルギーニがその30周年記念に発売したディアブロSE30がオークションに登場。1993年の製造となり、販売台数は150台のみ。エンジンは標 …
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ローランド・アフォルターがランボルギーニへと発注し、10台のみが製作されたディアブロSE35といったクルマも。
そして40周年記念モデルは「ムルシエラゴ40thアニバーサリー・エディション」で、生産数はなんと50台という非常にレアな車両でもあり、ボディカラーはこのアルテミスグリーンのみの設定。
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ランボルギーニ大阪 ショールーム移転記念パーティーへ!歴代V12モデルのほか「あの」ミウラ・イオタも登場だ!
| ここまでのレアモデルが一堂に会する機会はそうそうない | さて、ランボルギーニ大阪さんのショールーム移転記念パーティーへ。これまでどおり本町のショールームも存続しますが、今回、豊中市にメインのショ …
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50周年記念の折には「アヴェンタドールLP720-4 50° アニヴェルサリオ」がクーペ、ロードスターとも200台のみ限定にて発売されることに。
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【動画】カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴからアヴェンタドールまで、ランボルギーニ歴代V12モデルが一同に揃う!各モデルの特徴を見てみよう
| ここまで「歴代」モデルが揃うことはランボルギーニ博物館でも珍しい | ランボルギーニ大阪さん移転記念イベントにて展示されていた、ランボルギーニV12歴代モデル。カウンタックからアヴェンタドールまで …
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60周年記念限定モデルがいったいどういったスーパーカー(もしくはハイパーカー)になるのかわからず、しかしアヴェンタドールLP780-4ウルティメが「V12エンジンのみで走る最後のアヴェンタール(最後のランボルギーニとは言われていない)」とされているので、今回の60アニヴェルサリオについては「アヴェンタドール」の名を冠したモデルではないと思われ、となるとシアンやカウンタックLPI800-4をベースとしたモデルになる可能性も否定できず、続報を待つよりほかはなさそうですね。
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ランボルギーニ・アヴェンタドールは登場してもう10年!この10年そして10の技術を振り返るコンテンツが公開
| アヴェンタドールはランボルギーニのV12モデル史上「初」がめじろ押し | 加えて、アヴェンタドールはもっとも成功した「ランボルギーニのV12モデル」に さて、ランボルギーニ・アヴェンタドールシリー …
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「世界一、設立の動機が明確な自動車メーカー」、ランボルギーニ。その設立とミウラの成功、そして最初の挫折までを見てみよう
| もし不幸な「トラクター事件」がなければ、現在のランボルギーニはまた違ったものとなっていただろう | 一時はまさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」だったが さて、「ランボルギーニが創業してから現在にいたるまで …
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ランボルギーニが「ミウラ イオタ 2022」を4台限定で復刻発売?日本の商社がその販売独占権を得て「4台セットで20億円」「単品で7億3750万円」で販売するもよう
| 正直、「J」ではなく「イオタ(Jota)」の名を復活させるとは信じがたい | このミウラ イオタ プロジェクトについてはあまりに謎が多い さて、ブガッティ・チェントディエチやフェラーリ・デイトナS …
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参照:Carbuzz
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