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5月10日の斉藤国交大臣閣議後会見の要旨。

知床遊覧船事故から2週間あまりが経過した。お見舞いを申し上げる。
事故対策検討委員会を明日第一回を開催する。
現行規制の遵守を必要。
運航基準の遵守を指導する。
携帯電話を通信手段とする事業者に対して、航路全域をカバーできない場合、常時通信可能な機器の整備を指導する。
国交省として安全対策を講じる。

質疑応答。
Q これまでのやり方に不備があったのではないか?国交省の責任は?
A 不備がなかったかも含めて検討委員会に諮る。安全規定のあり方について不備があればただしていかねばならない。それは国交省の責任。真摯に受け止めて議論、見直しする。
Q 運航会社の責任について。
A 昨年6月の特別監査において問題がなかったか徹底的に調べる。10月には事前通告なしに監査に入った。それでもなお事故が起こった。委員会で議論してもらう。
Q 乗船者の氏名公表について。
A 家族から控えるよう要望も出ている。安否を待つ家族に配慮すべき。死亡した方の氏名については家族と連絡をとりながら順次公表している。
Q 救助ヘリが事故通報後3時間かかった。
A 海上保安庁の出動については、悪天候、機動救難士同乗もあり、1時間で到着できなかった。
今後、捜索救助に万全を期したい。

220509_小型旅客船の緊急安全対策 220509_第1回「知床遊覧船事故対策検討委員会」を開催します