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<p>エアコン試運転は本格的な暑さの前に 手順とポイントを解説</p><p><試運転は今のうちに> 皆さんはもうエアコンをつけましたか? 多くの人がエアコンを使いはじめる梅雨明け頃からは修理点検の依頼のピークで、5月の約3倍にもなるんだそう。早めの試運転で故障や不調などを見つけ、使いたい時期に使えるようにしておくことが大切です。</p><p>極端に暑い日はまだないものの、夏日になる日が増え、季節の歩みを実感しますね。実は5月~6月はじめのうちに一度冷房(エアコン)を試運転するべきなんだそうです。</p><p>続いて、30分ほど運転します。エアコンの室内機には熱交換器が入っており、使用していると結露して、その水は室外に捨てられる仕組みです。これが、室内にもれたりしないか確認するための時間です。運転中に聞き馴れない音や不快な臭いなどが発生しないかも気をつけます。 問い合わせで意外に多いのが、エアコンが動かないと思ったら、リモコンの電池が切れていたことが原因というものです。併せて確認してください」(重政さん) 涼しく快適に過ごすには 「風を斜め下に吹き出す設定にしている方もいらっしゃるかと思いますが、冷たい空気は低い位置に溜まりやすい性質があります。エアコンは高い位置にある室内機のセンサーにより働くため、冷やし過ぎたり、足元ばかり冷えやすいのです。風の吹き出しを横向きにして、下に溜まった冷たい空気を扇風機やサーキュレーターなどで上へ送ると、部屋が均一に涼しくなり、無駄な運転も抑えられます。 また、体感温度には温度だけでなく、湿度が影響します。ムシムシするときは除湿機能を上手に使うことで、より快適に過ごしやすくなります。 基本的なことですが、フィルターも大切です。ほこりで目詰まりすると、吸引する空気量が少なくなり、部屋を冷やす力が低下します。2週間に1度を目安に、フィルター掃除をこまめに行いましょう」(重政さん) 本格的に暑くなる前にしっかりとご準備を!</p>