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戊辰戦争が一段落ついた頃、ロシアとは樺太を日本との雑居地とすることで話し合いがついていたのだが、実態はロシア政府が巧妙に手を打って自国の領土に変えていった。明治2(1869)年には、ロシア政府は樺太に囚人を入れて開発することに決めている。一方で内陸部分に農民を移住させ、広範囲にこの地…