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<p>メイクをしている姿が、理想的な“ありのまま”の自分──GYUTAE(ギュテ)/BEAUTY CREATOR【チャームポイントの探し方】</p><p>メイクをしている姿が、理想的な“ありのまま”の自分──GYUTAE(ギュテ)/BEAUTY CREATOR【チャームポイントの探し方】</p><p>自分にとってのコンプレックスが、他者から見れば何にも代えがたいアイデンティティであることも。“個”の尊さを重んじるクリエイターたちに、自らの中の知られざる魅力の見つけ方を“ビューティー”の観点から聞くこのシリーズ。今回は、ビューティーの可能性を日々更新するクリエイター、GYUTAEが登場。</p><p>YouTubeチャンネル「Make up GYUTAE」でメイク動画を配信し、クリエイターとして国内外に多くのファンを持つ。脱毛症であることを明かし、眉毛やまつ毛がない上でのリアルなメイクに歓喜の声が集まり、人々をエンパワーする要素も話題に。 Q. 日本では“横並びの美しさ”がよく見られますが、どう考えれば自身の個性に気付くことができると思いますか? A. やはり「人と比べないこと」。それが一番の近道です。おそらく、人と比較することで何かが劣っていると感じ、自らを嫌いになったりする人が多いはず。もちろん僕も他者と比べることはありますが、それを“比較”にはしていません。“目標”と捉える。それが本当に重要です。例えば僕がとうてい敵わないような芸能人と比べたとして、「ここが劣っているから嫌」と思っても、何も変わらない。他人なのでまったく同じにはなれないんです。でも、憧れの存在がいたとして、「自分にならここが参考にできるかも」と“目標”にするのであれば、モチベーションアップに繋がる。そもそも人の個性は全員違って、異なるもの。その事実を頭に入れておくだけで、考え方は変わっていくはずです。 Q. メイクと 感の関係性について、どう考えていますか? A. メイクで垢抜けたり、可愛くなったり、美しくなることに対して「詐欺」と言う人がいますが、そうは思いません。メイクをしている姿が自分の理想的なありのままの姿だと思える。その理由は、メイクをする技術や能力も含め“自分自身”だから。一番好きで、一番心地よい状態であること。それをメイクで創り上げていく。自分が目指す目のフォルムや輪郭などにメイクの力を借りてチューニングすることでパワーが漲っていくので、ある種の武装とも言えると思います。でもそれは否定的な武装ではなく、もっと自分を好きになるためのもの。 Q. では、すっぴんをどう思いますか? 自分のすっぴんは嫌いではない。もちろん人によって捉え方や考え方は異なりますが、僕自身はメイクをした姿のほうがすっぴんより大好きだし、それが“本来の姿”。「素顔こそがありのままで一番美しい」という考え方がありますが、メイクした姿だってありのままで美しい──僕は、そう強く思います。 初の書籍『無いならメイクで描けばいい』(幻冬舎刊)が発売中。 「コレに出合い、僕の眉が誕生しました」。たった一つのコスメが自らの革命を起こす。スキニーリッチライナー RL03 ¥1,430/EXCEL(サナ 0120-081-937) Editor & Text: Toru Mitani ※</p>