木村拓哉主演の青春スポーツドラマ『未来への10カウント』。
6月9日(木)ついに迎える最終回では、木村演じる高校ボクシング部のコーチ・桐沢祥吾の指導のもと何度も立ち上がってきた松葉台高校ボクシング部が前年の雪辱を果たすべく、ふたたびインターハイ予選という未来を懸けた運命のリングに上がる。
惨敗という目も当てられない結果から1年――“不撓不屈”の精神ではい上がってきた桐沢&ボクシング部にとって、まさに人生のハイライトとなる一世一代の勝負が繰り広げられるインターハイ予選のリング。実は、この場所ではもうひとつのドラマが展開されていた。
なんと先日、インターハイ予選のシーンをもって『未来への10カウント』がオールアップ!
木村をはじめ、満島ひかり、安田顕、髙橋海人(King & Prince)、山田杏奈、村上虹郎、坂東龍汰、佐久本宝、吉柳咲良、櫻井海音、阿久津仁愛、大朏岳優、川原瑛都、内田有紀、生瀬勝久、柄本明らが感無量の面持ちで撮了のときを迎えた。
◆木村拓哉、未来を見据え決意表明
木村はオールアップのセレモニーでも、自らリングの上で満島や部員役のキャストたちを迎え、スパーリングをはじめたかと思いきや、そのまま花束を手渡して熱いハグを交わすなど、キャスト陣を盛り上げる名コーチぶりを発揮。
さらに子役の川原を肩車してリング上に連れて行ったり、劇中では桐沢に厳しく接する役を演じていた内田とも息ぴったりの軽いスパーリングをしたりと、心温まるコミュニケーションを取りながら健闘をたたえた。
そんなコーチのもと全力で走り続けてきた若き部員たちは、これまでの軌跡が走馬灯のようによみがえり、とてつもなく胸が熱くなったよう。部長の伊庭を演じた髙橋をはじめ、思わず号泣する部員の姿も見受けられた。
もちろん、一見落ち着いているように見える大人キャストたちも、胸の奥底ではこみ上げるものが…。
本作のヒロイン=ボクシング部顧問・折原葵を演じた満島は「撮影3日目くらいまでは記憶がなくて…。『私、大丈夫だろうか?』と思うほどドキドキして、撮影後に夜の公園を散歩しないと気持ちが収まらないくらいでした」と、撮影序盤の昂ぶりを回顧。
さらに「ドラマに出演するのは4年ぶりでしたけど、現場で木村さんの姿勢を見て、自分にこれまで足りなかったものなどにも気づき、いろんな感情が生まれていたように思います」と、濃厚な撮影で得た収穫も明かした。
そんななか、最後のあいさつをするためにリングの中心に立った木村は、キャスト・スタッフ、さらにはエキストラにも感謝の言葉を述べながら、“未来へ向けた熱い言葉”を放出。「自分が次に挑むリングがどういうものになるかはまだわかりませんが、次のリングにも全力で、覚悟を決めて上がりたいと思います。もしそのリングでお会いしたら…そのときはまたよろしくお願いします」と揺るぎない決意を表明し、最後の最後まで現場を沸かせた。
◆悲願のインターハイ出場を目指す桐沢&ボクシング部は…
キャスト・スタッフ一同、全身全霊で作り上げてきた『未来への10カウント』。最終回ではそのすべてが炸裂する、これからの未来を懸けた今度こそ絶対に負けられないファイナルラウンドが開幕する。
ボクシング部のコーチと非常勤講師、そして焼き鳥店の再開準備――度重なる不幸によって希望を見失っていた時間を取り戻すかのように、すべてに全力で取り組み、新たな人生を突き進む桐沢。
そんな桐沢への想いがあふれ出し、いきなりプロポーズしてしまった葵。そんななか、とんでもない事態が発生! なんと桐沢がボクシング部の指導中に意識を失ってしまい…。
悲願のインターハイ出場を懸け予選に挑む松高ボクシング部、そして桐沢。さまざまな壁にぶち当たり、迷い悩みながらも切磋琢磨してきた彼らの行く末、桐沢と葵の恋の行方は?
さらに、最終回では先日放送されたメイキング番組で撮影現場に潜入し、木村の粋な計らいでドラマ出演を約束してもらった土佐兄弟も登場。「高校生あるあるネタ」でおなじみの土佐兄弟が、なんと他校の高校生役で出演する。