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北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、水難救助の調査研究に取り組んでいる水難学会は9日、気象庁が公表している海上の風や海面の潮のデータに基づきシミュレーションした結果、行方不明者が約60キロ流されている可能性があると発表した。 学会の理事で、海岸工学などが専門の犬飼直之長岡技術科学大…