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ヒョンデがロボットに追加投資を行うと発表し、乗車型、自立型、ワンコ型ロボットの実用化を推進中!なおワンコ型ロボットはヒョンデ工場にてすでに就業中

| ヒョンデは以前から「車両とロボットとのクロスオーバー」に対して積極的だった |

ここへきて自動車メーカー各車による「次の戦略」が多様化している

さて、ヒョンデ(ヒュンダイ)は自動車以外の”新たなる柱”を模索しており、現在のところ「ロボット」そして「空飛ぶタクシー」がその主な候補であるように見受けられます。

そして今回、その「ロボット」のほうに2000万ドル(約27億円)をあらたに投資すると発表しており、モンタナ州ボーズマンに新しく(ヒョンデの新プロジェクトである)ニュー・ホライズンズ・スタジオの研究・開発・ラボ・センターを建設するもよう。

ちなみにこのニュー・ホライズンズ・スタジオは2020年に発足したヒョンデの新組織であり、主にロボットを研究することになりますが、ここでは「車両とロボットの中間」であり人が乗車するロボットの実用化を目指しています。

そしてこの「車両とロボットの中間」となる乗り物は過去に「エレベート・コンセプト」として公開されており、2020年には「アルティメイト・モビリティ・ビークル(UMV)」というヒュンダイの考えた新ジャンルとともにその最新バージョン「TIGER」が発表済み。

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ヒョンデの考える「UMV」はこんな乗り物

そこでこの「UMV」について、おおよそこういったデザインを持っており、この状態では車輪を使用しての走行が可能です。

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ただし悪路になるとちょっと車高を上げ、4輪に取り付けられたアームをアクティブサスペンションとして機能させる事が可能です。

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そしてこの車輪やアームを足のように使用して地上を歩いたり・・・。

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岩場を登ることも可能。

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おまけにアームは前後だけではなく左右にも展開が可能。

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ヒョンデとしては、この走破性を生かして災害時などに「人が入れない場所」へと分け入って救助を行うことを想定しているようですね。

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ちなみにヒョンデはこれの自律走行そして小型版についても開発を行っており、こちらは「一般の車両では入れない」ところにも入って行き、様々なモノ、もしくは人を運び込むことを考慮しています。

なお、新しく建設される研究所は12,000~15,000平方フィートの広さを持ち、これらの製品の設計・開発、テスト、スマートアセンブリに焦点を当てる予定だといいますが、一部はモンタナ州立大学イノベーション・キャンパスとの共同にて研究が進められる、とのこと。

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ヒョンデは「小型」ロボットも開発中

さらにヒョンデは(車両ではない)小型ロボット「スポット」も開発していて、こちらのベースは以前に買収したボストン・ダイナミクスの技術です。

こちらは現在ヒョンデの工場にて2021年9月より「就業中」だとアナウンスされ、工場内における人の検知、高温状況や火災の危険の監視、ドアの閉開の確認といった業務に従事しているもよう。

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スポットは全身に5つのステレオカメラを搭載してそのフルカラー映像をオペレーターへとタブレット経由にて送信でき、オペレーターはスポットの視点を通じての周囲の確認や操作が可能となっています。

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ちなみに頭部は様々なユニットに交換でき・・・。

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こういったアームを使用し、こちらも人がなかなか入れないような場所における作業を期待できそうです。

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なお、このスポットは以前のプロモーションビデオにおいてBTSとともにダンスを披露していますが、新バージョンのスポットはそのダンススキルが向上しており、「さらに上手く踊れるようになった」のも見逃せないポイントかもしれません。

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JUN
充電する姿がなんかカワイイな!

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なお、こういった「ロボット」については多くの自動車メーカーが新たなるチャンスとして注目しており、テスラ、ホンダなどもその計画を公表していますね。

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参照:HyundaiUSA, Boston Dynamics

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