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30年以上没交渉だった兄が、孤独死――。警察の連絡を受た弟は、状況に追われるまま葬儀や財産整理を「持ち出し」で行うが、亡き兄には、本来このすべてを引き受けるべき娘がいた。だが、ようやく連絡を取った姪の言動は驚くべきものだった。多数の相続問題の解決の実績を持つ司法書士の近藤崇氏が、実例をもとに、日本の孤独死の厳しい実情を解説する。