中国ではこの3月も、毎年恒例の「全国人民代表大会」「政治協商会議」(両会)が開催された。例年同様、焦点は全人代の李克強首相による政府活動報告だが、この秋は指導層交代を議論する5年に一度の党大会(今回は第20回のため、略して「20大」と呼ばれている)を控えるほか、中国内ではコロナ感染再拡大の不安もある。ロシアによるウクライナ侵攻で国際社会が動揺する中、両会を巡る動きには一層の注意が必要だ。中国内外の中国語媒体から真相を探る。
中国ではこの3月も、毎年恒例の「全国人民代表大会」「政治協商会議」(両会)が開催された。例年同様、焦点は全人代の李克強首相による政府活動報告だが、この秋は指導層交代を議論する5年に一度の党大会(今回は第20回のため、略して「20大」と呼ばれている)を控えるほか、中国内ではコロナ感染再拡大の不安もある。ロシアによるウクライナ侵攻で国際社会が動揺する中、両会を巡る動きには一層の注意が必要だ。中国内外の中国語媒体から真相を探る。