ヨーロッパの大手航空会社エアバスは、VRを活用してプライベートジェット「ACJ TwoTwenty」のカスタマイズを行っています。顧客はカスタム版「ACJ TwoTwenty」を、そのままエアバスに製造してもらうことも可能です(なお、価格はACJ TwoTwenty1機につき8,100万ドル=約108億円)。
VRでプライベートジェットを購入前にカスタマイズ
この取り組みは、エアバスのクリエイティブスタジオ「ACJ Two Twenty Creative Studio」で行われています。顧客はVRでプライベートジェットの内装や壁を動かしたり、テーブルを追加したり、窓際の席を作ったりすることができます。シートや床、カウンターの素材や生地なども設定可能。ベッドにミニシアター、専属シェフのためのキッチン、シャワー付きのフルサイズのバスルームなど、様々な設備を追加する機能も備えています。
エアバスによれば、カスタム版「ACJ TwoTwenty」はすでに6機の受注を受けているとのこと。エアバスと提携して「ACJ TwoTwenty」のカスタマイズを行うComluxは、「VR技術が製造コストを削減し、完成までの時間も短縮する」と説明しています。
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