Audi RS Q6 e-tron
電動モーターの仕様はシングルとデュアルをラインナップ
Q4 e-tronの上位モデルとして開発されている「Q6 e-tron」。アウディが誇るスポーツモデルの称号「RS」が与えられたトップモデルは、前後アクスルに2基のモーターと強力なバッテリーを搭載し、その最高システム出力は600psオーバーが予想されている。
一方、通常モデルのQ6 e-tronはシングルモーター/デュアルモーターをラインナップし、様々なタイプのバッテリーパックを展開する。現時点で詳細なスペックは明らかになっていないが、2基のモーターを搭載する上位モデルが450psオーバー、シングルモーターのエントリーモデルは200ps前後となるかもしれない。
ちなみに、より小型のQ4 e-tronは、シングルモーター仕様が168ps、デュアルモーター仕様が295psとなっているため、確実にこちらよりもパワフルなスペックが与えられるはずだ。
フォルムの一部が明らかになった専用エクステリア
今回のスパイショットによって、RS Q6 etronの専用エクステリアが少しだけ見えてきた。依然として厳重なカモフラージュが施されているが、ベースとなるQ6 e-tronからスプリットヘッドライトを受け継ぎながら、より大胆なバンパーデザインが採用されていることが分かる。
ボディサイドには複数枚の偽装パネルが貼られており、正確なフォルムは不明のまま。リヤセクションに関してはベースモデルから大きく変わらず、フロントほどのインパクトはないかもしれない。
デビューは2022年末から2023年初頭か?
RS Q6 e-tronはパワーアップに合わせて、回生ブレーキシステムも強化。さらに大型ディスク&キャリパーが組み合わせられる。今回撮影された車両にも装着されているが、おそらくオプションでレッドにペイントされたレーシーな専用キャリパーをチョイスできるはずだ。
デビュー時期に関しては、ベースとなるQ6 e-tronは2022年中を予定。テストが続けられているRS Q6 e-tronは現時点でも厳重なカモフラージュが装着されているため、早くてもワールドプレミアは2022年後半。発売は2023年となる見込みだ。