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<p>キャシー・ウッド氏のアーク、22年資産減少が米主要ETFで最も大幅</p><p>キャシー・ウッド氏のアーク、22年資産減少が米主要ETFで最も大幅</p><p>キャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントは今年、米国の主な上場投資信託(ETF)の中で最も急激な資産減少に見舞われている。</p><p>2022年6月8日 2:54 JST キャシー・ウッド氏率いる アーク・インベストメント・マネジメント は今年、米国の主な上場投資信託(ETF)の中で最も急激な資産減少に見舞われている。 ブルームバーグ・インテリジェンスがまとめた6月1日までのデータによれば、アークのETF9本の運用資産総額は153億ドル(約2兆300億円)で、年初から48%減少。資産規模で上位25位の米ETF発行体のうち、最も大幅な減少となる。 特に目を引くのが、アークの資産減は投資家による資金引き揚げでなく、 パフォーマンスの低迷 が招いた点だ。アークのETFは今年、バリュエーションが高いテクノロジー株の急落が響いて9本全てで2桁のマイナスを記録。その一方で資金流出入は1億6700万ドルの純流入となっている。 上位25位の米ETF発行体における運用資産額変化率 Source: Bloomberg Intelligence こうした成績低迷は通常、大規模な投資家離れを招くことが多い。しかしウッド氏の場合、ソーシャルメディアで熱心なファンを集め、ディスラプション(創造的破壊)に重点を置いた投資戦略でも定評があると、ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のETFアナリスト、アタナシオス・プサロファギス氏は指摘している。 原題:</p>