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「難しい問題はあるだろうが、適時適切に判断されることを強く期待している」。3月23日、東京都港区のホテル。日本たばこ産業(JT)の定時株主総会で、財務省理財局の大津俊哉次長が異例の発言をした。念頭にあったのはロシア事業だ。JTは1980年代、中曽根政権が日本専売公社の民営化を掲げて誕生した…