ワクチン接種歴“厚労省と感染研で統計差は不適切”後藤厚労相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220607/k10013661091000.html
2022年6月7日 12時12分
新型コロナ感染者の集計をめぐり、後藤厚生労働大臣は、厚生労働省が感染者の情報を一元管理するシステムで、ワクチンの接種歴が記入されていない場合は「未接種」と分類したため、国立感染症研究所と統計に差が生じていたのは不適切だったと釈明しました。
新型コロナ感染者の集計をめぐり、厚生労働省は、5月まで、感染者の情報を一元管理するシステム「HERーSYS」にワクチンの接種歴が記入されていない場合は「未接種」と分類してきました。
これについて、後藤厚生労働大臣は、記者会見で「当初は接種者が非常に少なかったことから、医療機関や保健所など、現場の入力負担を少しでも軽減する観点から、接種歴を選択していない場合は『未接種』と分類していた。入力画面のデフォルトを『未記入』に変更したあとも、従来通りの取り扱いにのっとって発表していた」と述べました。
一方、5月に国立感染症研究所に合わせる形で「接種歴不明」と分類するよう扱いを見直したことについて「厚生労働省と感染研の数字のかい離が時間の経過とともに大きくなったため、整合性を確保する観点から『接種歴不明』と取り扱うことにした」と釈明しました。
そのうえで、後藤大臣は「同じ種類の数字について、厚生労働省と感染研の扱いが違い、統計数字が異なってくるというのは不適切だ」と述べました。
引用元: ・【後藤厚労相】ワクチン接種歴 “厚労省と感染研で統計差は不適切” [少考さん★]
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