経安全保障の観点から半導体の重要性が増している。自民党の半導体戦略推進議員連盟とルール形成戦略議員連盟の会長として、半導体、経済安保の両分野の政策立案・決定に深く関与してきたのが甘利明衆議院議員・前幹事長だ。甘利氏に日本半導体産業の復権に向けた戦略や、多くの半導体材料を手がける化学産業への期待などについて聞いた。
◯…半導体の重要性が増しています。
「データが経済や社会を変革する『データ駆動型社会』が加速している。２０世紀は石油の時代だったが、２１世紀はデータを制したものが世界を制する。データ駆動型社会の根幹をなす技術が半導体で、半導体を海外に依存することはデータを依存することと同じことだ。半導体の役割は、電化製品の機能を作動させるためだけに使われてきた時代とはまったく異なっている。これまでの半導体への認識を一新して、日本が次世代半導体の生産拠点にならなければならない」
◯…どのように拠点化を進めますか。続きは本紙で
The post 化学産業は人材投資を 自民・甘利氏 first appeared on 化学工業日報.