ベトナム人技能実習生(28)死亡。工事現場で下半身がコンクリート壁の下敷き。嘉麻

福岡県嘉麻市の工事現場で７日、付近のコンクリート製の擁壁が倒れ、作業をしていたベトナム国籍の技能実習生の男性が下敷きになり死亡しました。

警察によりますと７日午前１１時すぎ、福岡県嘉麻市熊ヶ畑の工事現場で、農業用通路のコンクリート製の擁壁が倒れ、男性作業員が下敷きになりました。
下敷きになったのはベトナム国籍の技能実習生のホワン・バ・レさん（２８）で、腹部から下を強く圧迫されるなどして、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
現場では嘉麻市を流れる白木川の橋の架け替え工事が行われていて、事故当時、ホワンさんと別の男性作業員の２人で作業していたということです。

倒れた擁壁は高さ２メートル、幅４メートル、厚さ２０センチで、警察が倒壊の原因を調べています。

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