ぺこぱがMCを務める『ぺこぱポジティブNEWS』では、6月2日・6月9日(木)の2週にわたり、ニッポン放送『ぺこぱのオールナイトニッポン0』とタッグを組んで、ラジオブースからテレビとラジオの未来について熱く語る特別編を放送。
ゲストには、同じく『オールナイトニッポン0』のパーソナリティである三四郎と、元テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行が登場している。
◆佐久間宣行「サラリーマン辞めたのはラジオがきっかけ」
今回の特別編では、事前にリスナーからこのメンバーで話してほしいことを募集。
「みなさんにとって冠ラジオってどんな存在ですか?」という質問に対し、佐久間は「サラリーマン辞めたのはラジオがきっかけだったから」と、テレビ東京を辞め、フリーとして活躍の場を広げるきっかけがラジオだったことを明かす。
テレビ東京社員でありながらオールナイトニッポンのパーソナリティをつとめたことで、さまざまな依頼が舞い込むことになった佐久間。そのうち会社が断らざるを得ない大きな仕事が来るようになり、テレビ東京と話してフリーで契約することになったという。
◆TVerやradikoの普及により変化したテレビ・ラジオ
続いて「Tver、radikoの普及によってテレビ、ラジオはどう変わった?」というリスナーの質問には、佐久間が独自の見解を展開。ぺこぱ、三四郎が驚く場面も。
佐久間は、Tverの普及によって自分の中では明確にテレビ制作の方法論が変わったという。
これまで放送は1回きりだったため、予告で「衝撃発言!」と煽り、本編を見てもらうことにつなげていた。
しかし、Tverの普及後は、「予告で内容をバラすのをやめた」「見てびっくりしてもらえば話題になって後追いで見てもらえるだろう」と方法論を転換したという。
さらに佐久間は「radikoは圧倒的にラジオを変えた」と語る。
聴取者層がかなり若くなり、高校生にとってスマホがあればラジオが聞けるようになったことが大きいのだそう。
そのことはラジオにスポンサーが再びつきはじめたり、若いスターが生まれたりするポジティブな効果を生み出すことになったと話した。