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<p>小麦粉がダニやカビのすみかに? 高温多湿な時期の保存方法</p><p><小麦粉の保存方法> 小麦粉は家庭でも欠かせない食材のひとつです。 ただ、粉製品は高温多湿に弱いため、これから梅雨へ季節が進んでいくとカビの発生やダニなど虫のすみかとなるリスクも…。そこで、保存方法について詳しく聞いてみました。 #粉の日 #コナモンの日</p><p>粉製品は高温多湿に弱いため、これから梅雨へ季節が進んでいくと、カビが発生しやすくダニなど虫のすみかとなるリスクがあります。そこで、効果的な保存方法を聞いてみました。</p><p>「湿気の高い梅雨どきや気温の高い真夏など、高温多湿な環境で保存しなければならない場合は、冷蔵庫に入れた方が、カビ発生のリスクを低減できます。ただし、小麦粉を取り出して常温の台所や室内に置いておいたときに、温度差で結露が発生しやすくなるので注意が必要です。使い終えたらすぐに冷蔵庫に戻すようにしてください。結露をそのままにして冷蔵庫に戻すと、カビも繁殖しやすくなります。 また、小麦粉は臭いを吸着しやすいため、袋のまま冷蔵庫に入れておくと漬物など別の食べ物の臭いが移ってしまいます。常温保存の場合と同様に、密閉容器に移したり、袋のまま密閉袋に入れるなどして、冷蔵庫に入れるようにしてください」(柴田さん) 冷凍庫は結露が発生しやすい 「小麦粉の冷凍保存は可能で、超低温のため常温や冷蔵に比べて長く鮮度を保つことができます。冷凍保存しても“サラサラ、パラパラ”の状態は保たれますので、解凍の時間を待つことなくすぐに使えます。もちろんダニやカビ発生の予防にも効果的です。 冷凍庫の場合も冷蔵庫と同じように密閉容器に移したり、袋のまま密閉袋に入れるなどして、保存しましょう。 注意点は冷蔵保存よりもさらに結露が発生しやすいので、使用後はより早く冷凍庫に戻すこと。小さめの容器や袋に1度に使う分の小麦粉を小分けにして、それぞれを大きめの容器に入れておけば、必要分だけが素早く取り出せ結露の予防にもなります」(柴田さん) ダニはアレルギー発症のもとになり、意識障害を引き起こすアナフィラキシーショックの可能性も指摘されています。湿気を防ぐことも常に意識して、小麦粉は安全・安心な方法で保存しておきましょう。</p>