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来春の次期日銀総裁人事への注目度が徐々に上がってきた。夏の参院選後、調整が進みそうだが、候補のひとりと目されている中曽宏前日銀副総裁の著書『最後の防衛線――危機と日本銀行』が今月中旬、出版される。全20章からなり、700ページを超える大著だ。セントラルバンカーとしての長年の経験を回顧…