京都・岡崎の京都府立図書館で1909年の完成当時から残されているのは、主に平安神宮の参道に面した外壁なのだが、これが見とれてしまう。それまでの日本建築とは違う、重厚な西洋建築を学ぶことに一生懸命だった明治の時代が、より自由で軽やかで大正の文化を準備していった。そんな変遷が感じ取れるデ…
京都・岡崎の京都府立図書館で1909年の完成当時から残されているのは、主に平安神宮の参道に面した外壁なのだが、これが見とれてしまう。それまでの日本建築とは違う、重厚な西洋建築を学ぶことに一生懸命だった明治の時代が、より自由で軽やかで大正の文化を準備していった。そんな変遷が感じ取れるデ…