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◆『あの胸が岬のように遠かった』 永田和宏(ながた・かずひろ)さん (新潮社・1870円) 熱くかけがえのない青き春 短歌で結ばれた最愛の妻、河野裕子さん(享年64)を乳がんで亡くして12年。実家の押し入れで見つかった遺品の日記や手紙をもとに、京都の大学生だった2人が歌会で出会い、ともに25歳…