3日にお伝えした、茨城県大洗町の海岸でハマグリの密漁が横行している問題で、海上保安庁がパトロールを実施しました。番組は、検挙の瞬間に密着しました。
■潮干狩りで「ルール違反者」後絶たず
ハマグリの密漁が相次いでいることを受け、海上保安庁や警察、地元の漁協などが協力してパトロールが行われています。
ゴールデンウィーク後半。潮干狩りで人気の茨城県大洗町で行われたのは、ハマグリの“密漁”を防ぐためのパトロールです。
こちらの海岸では資源保護のため、潮干狩りができるエリアとできないエリアに分けられていますが、ルールを破って潮干狩りをする人たちが後を絶たないのです。
3日、番組では、その実態を放送。なかには、こんな人もいました。
禁止エリアでハマグリを捕獲:「(Q.今からでも返すのは?)せっかく冷たい思いして採っているんだもん、返さないよ!持って帰ります!当然でしょ!採っただもん!返せっていうの?ここに?わざわざ採ったものを返すわけにはいかないでしょ」
さらに4日、現場では、海上保安庁の職員が注意をして回りましたが…。
パトロール隊員:「取ったハマグリは放流して下さい。法令で、このエリアでのハマグリの採取は禁止されています。放流して下さい。速やかに放流して下さい」
その後、度重なる注意を受けて、ようやく放流に応じていました。
一方、潮干狩りができるエリアでも「ルール違反」がありました。
パトロール隊員:「これ、絶対使わないで下さい。これ使うと、捕まっちゃいますから」
金網などが付いた道具の使用や、3センチメートル以下のハマグリの採取は禁止されているにもかかわらず、守らない人の姿が目立つといいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a8b6b396cd86dfe424464fa517d7bb481f3594c
https://youtu.be/q6TrpuIP4Ig
関連
大洗でハマグリの密漁が横行 注意に逆ギレ「返さないよ!持って帰ります!」 [844481327]
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1651558492/
引用元: ・【動画】禁止道具で15キロ“爆狩り”も 悪質なハマグリ密漁者を摘発 大洗 [844481327]
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■検挙の瞬間…禁止道具で15キロ“爆狩り”
そんななか、悪質な“密漁者”には厳しい対応も…。
パトロール開始から40分。早速、1人検挙されたと一報が入って来ました。
禁止された道具を使って取られた大量のハマグリ。中には、取ってはいけない3センチ以下の稚貝もありました。
詳しく調べた結果、半分以上が3センチ以下のハマグリでした。
海上保安庁茨城海上保安部によると、こうした行為は「茨城県漁業調整規則違反」となり、6カ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金が科される可能性があるということです。
さらに、大洗町では、1日に取ってもいい貝の量を1人1キロまでというルールを設けています。
ところが、検挙された男性は、1人で4キロ以上のハマグリを持ち帰ろうとしていたのです。
結局、すべての貝は海へと戻されましたが、“密漁者”は他にもいました。
この男性も、禁止されている道具を使用。さらに、採取したハマグリは15キロで、自治体が定めた量の15倍という驚きのものでした。
検挙された男性:「道具の違反だよね。やっぱり深い所いったら手で取るよりは、楽かなってのはある」「(Q.使ってはいけないの知ってた?)それは、最初は分かりませんでした。保安官に言われてからです」「(Q.今後の潮干狩りはどうする?)やんないよ、終わりだよ。やる気ないよ、捕まってやるバカいない」
海上保安庁茨城海上保安部警備救難課・佐々木祥課長:「法律・法令を作っている県の皆さんと連携して、どういう形なら良いのか、楽しんでもらえるのか、どういう形なら違反になるのかというのは、しっかり皆さんに伝えることが大事だと思っています」
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