6月6日(月)の『激レアさんを連れてきた。』は、小芝風花と小峠英二(バイきんぐ)をゲストに迎え、「盗まれたバイクをタイの窃盗グループに乗り込んで取り戻した人」を紹介する。
今回の激レアさんは、俳優からラジオパーソナリティまでマルチに活動するスパ太郎さん。年間で日本約2周の距離を走るほど無類のバイク好きだという彼は、今から約20年前、ある悲劇に襲われる。
ロシアで開催される、世界中のバイク好きが集まるツーリングラリーに愛車のバイクと参加することになったスパ太郎さん。しかし、大会直前に所有するすべてのバイクが盗難に遭うという大事件が発生。
失意のどん底の中、急遽代車を調達してレースには無事に参加できたものの、なんと次はその代車までも盗難に。たった2ヵ月の間に計3台のバイクを盗まれてしまう。
2001年当時は、バイク盗難が多発していた時代。年間75万台のバイクが新規登録されていたのに対し、約24万台が盗難被害に遭っていた。もちろん、スパ太郎さんも警察に被害届を出していたものの、思うようには取り扱ってもらえなかった。
そんななか、事件は意外な展開を迎える。なんとタイ在住の知り合いが地元のバイクショップでスパ太郎さんの愛車を発見したのだ。
当時新婚ホヤホヤだったスパ太郎さんは、新婚旅行を取り止め、愛車を奪い返すために、警察密着ドキュメント番組のスタッフとともにタイに乗り込む。
しかし、タイのチェンマイに到着し、バイク店に直行すると、スパ太郎さんの愛車は3日前に売れてしまっていた。さらには、そのバイク店から日本とタイの窃盗密輸ルートの存在も見え隠れして…。
やがて、スパ太郎さんの愛車の購入者であるデンマーク人・ピーターの存在が浮上。いよいよ彼と対面するが、ドキュメント番組スタッフがとった“ある行動”が引き金となり、またしてもスパ太郎さんの身に悲劇が降りかかる。
その後、盗難事件の黒幕と思われたマフィアの本拠地に乗り込み、組織を一網打尽にしようとしたスパ太郎さん。しかし、想像を絶する命の危機に見舞われる。
バイク好きが高じて、命がけで愛車を取り戻すべくタイへと飛んだスパ太郎さんの勇気と、彼の目の前に立ちはだかる巨大な悪の壁に驚がく!
はたして、スパ太郎さんの波乱に次ぐ波乱の愛車奪還劇の結末とは…!?