コクピットには2つのデジタルスクリーンを装備
BMWは現在、ミッドサイズ・クロスオーバークーペSUV『X6』改良新型を開発しているが、その最新プロトタイプにスクープサイト「Spyder7」のカメラが迫った。
捉えたプロトタイプは、キドニーグリルをカモフラージュしている。しかし、改良新型に装備される新LEDデイタイムランニングライトを初めて装備、ヘッドライトのアウトラインはよりスリムに新設計されている様子が伺える。またその下の領域がカバーされており、コーナーエアインテークを含むバンパーが刷新されることが濃厚だ。
後部ではLEDテールライトのグラフィックをリフレッシュ、バンパーには左右に共通のセンターディバイダー(仕切り)がある、デュアルエキゾーストパイプのペアがインストールされている。
キャビン内では「iDrive8」ソフトウェアを搭載する2つのデジタルスクリーンを装備。湾曲ディスプレイユニットの1つは14.9インチのインフォテイメントシステム用で、もう1つは12.3インチのデジタルインストルメントクラスターであると思われる。
パワートレインは、最高出力265psを発揮する3.0L V型6気筒ディーゼルターボエンジンをはじめ、最高出力530ps、最大トルク750Nmを発揮する強力な4.4L V型8気筒ガソリンツインターボエンジンなどがキャリオーバーされる見込みだ。さらに「X5 xDrive 45e」と同様のプラグインハイブリッドが追加設定される可能性があるほか、「iX5ハイドロゲン」をベースとした水素燃料電池のバリエーションも噂されている。
X6改良新型の正確なデビュー日は不明だが、X5が2022年後半、その後X6がワールドプレミアされる予定となっている。
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