小柳建設株式会社は、建設業向けMRソリューション「Holostruction」に新機能を追加しました。マイクロソフトが提供するAzure Remote Renderingを活用し、高精細かつ大容量の点群データに対応。また、3Dアノテーション機能を追加し、Holostruction上での会議等における内容の記録にも対応しています。
建設業向けMRソリューション「Holostruction」
「Holostruction」は建造物の3Dモデルや写真・書類といったデジタルデータを現実空間に重ねて表示し、遠隔から複数人とコミュニケーションできるソリューション。建設業の施工検査の効率化や事業トレーサビリティ向上を目的としています。
小柳建設は、2017年から日本マイクロソフトと連携して「Holostruction」の開発を開始。2019年12月より法人向けに初代「HoloLens」対応したバージョンをリリースし、2021年1月には、HoloLens 2とAndroid端末に対応した、新バージョンの提供を開始しています。
今回の新機能の追加に併せ、新料金プランも発表されています。従来の「Local Rendering」プランに加え、「Azure Remote Rendering」プランを追加。その中で、1モデルあたりのデータ容量が200GB、ポリゴン数が2000万ポリゴンに制限される「Standard Rendering」、無制限の「Premium Rendering」の2種類が用意されています。
(参考)プレスリリース
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