<p>「THE PRIMALS Live in Japan – Beyond the Shadow」インタビュー 植松氏「FFの一作目を作って35年経って、やっといま面白がれるようになった」</p><p>「THE PRIMALS Live in Japan – Beyond the Shadow」インタビュー植松氏「FFの一作目を作って3… #FF14 #FFXIV #PRIMALS</p><p>スクウェア・エニックスは6月4日、5日の2日間、「FINAL FANTASY XIV」(以下、「FFXIV」)の公式バンド「THE PRIMALS」のライブコンサート「THE PRIMALS Live in Japan – Beyond the Shadow」を幕張メッセ イベントホールにて開催した。</p><p>「Flow Together」ですかね。なかなか、THE PRIMALSとしては新しい感じがしますし。 GUNN氏: オールドシャーレアンかなぁ。みんなそうだと思うんですけど、全部色々いじるところから一緒にやっていたので思い入れは全部あるけど、オールドシャーレアンと「Close in the Distance」です。 ――今回のセットリストを見ると新生から暁月まで一通り入っていますが、ゲームのほうもひとまずの締めくくりみたいな感じですし、今回のライブもそういうのを狙ってセットリストを作成されたんですか? 祖堅氏: そうともいえるし、そうともいえないとも……。やっぱり、音楽の流れとゲームのストーリの流れって、ゲームをプレイすればその場面が思い浮かぶのがゲームサウンドですけれど、ライブならではのセットリストの流れっていうのがやっぱりあって、たとえば一番最後に泣かせる曲を持ってきてもいいんですけれど、ライブでそれすると、しゅん……として終わったりとかするじゃないですか。だからそういうのではなくて、最後はみんなで盛り上がろうぜとか、そういうことを考えて組んでいるので、決してゲームの流れをそのままライブでということでもなくてですね。ライブっていうコンテンツをひとつとして考えて、どの曲をどこに配置したらいいのかなっていうことで、今回こういうセットリストになってるという感じなので、一概に暁月まで締めくくってというよりかは、THE PRIMALSとして、そして今までやってきたことの集大成を今回作ったという感じのほうが強いかなと思ってます。だから演出とかもそれに沿って、ゲーム体験が蘇らえらせれるようなものを拘りました。 ――アンコールの3曲はこれでテンション上げさせたまま帰ろうって感じがすごくしました。 そうです。お祭りで帰るって言うのがやっぱりライブとしては一番良いんですよ。それは今まで何度もライブしてきて、いろんなパターンで終わってみたんですけれど、これが一番良いという結果がでているので、この形になりました。 ――貪欲を演奏されるバック中に光の戦士から動画を募集するという試みをされましたけど、実際にやってみていかがでしたか? 祖堅氏: めちゃくちゃかっこいいプレイ動画を送ってきた方がたくさんいらっしゃったんで、逆にどれを使ったらいいんだろうというくらい、クォリティがめちゃくちゃ高かったんですよね。僕らもあれをリハからずっと見ているんですけれど、すごいテンション上がるんで、やりやすかったくらいです。プレイヤーのみなさんと一緒に2曲をやったみたいな感じが出て、すごい楽しかったです。パンデミックもあって、どうしても限られた地区、限られた時間だけでしか公演ができませんが、そうはいっても「FFXIV」のプレーヤーは全世界にたくさんいるじゃないですか。そういう人たちも参加できるようにと策を練ったつもりなんですが、思いのほか皆さんのクォリティが高くてびっくりしましたし、テンションあがりました。 ――またもしライブがあるとすれば、またこういった企画をやってみたいですか? あぁ、ありますね。次の企画ももう思いついてるんで、もしライブがあるときがあれば、ぜひお披露目したいなと思ってます。 ――THE PRIMALSでは今まで1時間半程度のライブが多かったですが、今回2時間半と一気に尺がすごく長くなりましたよね。すごく充実していましたが、大変だったとも思います。今回、2時間半もの時間を取られたのには理由があるのでしょうか? 祖堅氏: これはもうはっきりとした理由があります。1時間半の尺でやっていたのはファンフェスティバルのTHE PRIMALSなんですね。あれはもうファンフェスティバルのひとつの演目であって僕らがメインじゃないので、コンパクトにやってるんです。今回のライブは僕らが主導で動かしてるライブなので、僕らがやりたいことをやっています。僕らがやりたいTHE PRIMALSのライブとファンフェスティバルでは考え方が全然違って、ファンフェスティバルの場合、限られた時間でどうやろうか、ということが主軸ですし。全く別のライブの組み立て方をしているので、長さがこんなに違うっていう。ただテツさんからは「こんなに詰め込んだら疲れちゃうだろ!」って。 たちばな氏:</p>