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<p>E81M2: 『Trek to Yomi/黄泉への旅路』斬って斬られての果てに黄泉の国へ。渋い演出の剣戟アクションがついに登場 – BRZRKの「うるせー洋ゲーこれをやれ」(仮) | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com</p><p>海外製の白黒時代劇風な剣戟アクション『Trek to Yomi/黄泉への旅路』のレビューをお届け。 斬って斬られての果てに物語は黄泉の国へ。演出と戦闘は渋く、亡者の当たりは辛い。PS5/PS4/XSX|S/XB1/PCで今晩遅くより順次配信</p><p>前回のプレビューに引き続き、剣戟アクション『Trek To Yomi』の製品版レビューをお届け。</p><p>少年時代に起きた影炎一味の襲撃から月日が経過し愛子といい感じの生活を送っていた大輝だが、またもや影炎一味による襲撃を受けて大ピンチ! というわけで本作の題名にもある「黄泉への旅路」から勘付いていたが、本編ではやっぱり大輝さんが黄泉送りにされるんだなぁという展開になる。 黄泉の世界は現世と異なる雰囲気になっていて、やや形が不安定な精神世界といった表現になっている。出てくる敵も妖魔や悪霊といった印象が強く、ボス格は和風ホラーな怨霊といった見た目。その攻撃パターンも現世の敵とはちょっと異なるので、見極められるようになるまで少し大変かな。 そして黄泉の世界を進んでいくと、大輝がこれまでの人生で斬り伏せた賊や救えなかった人々の幻影と遭遇するんだけど、その誰もが「おまえが悪い、お前のせいでみんな死んだ!」と大輝を一方的に糾弾してくる。 ■愛のために生きるのか、民のために生きるのか、復讐のために生きるのか 正直最初のうちは「言いがかりじゃねーか!」って思っているんだけど、それがしばらく続くのでプレイヤー側も精神的に少し参ってしまう。「なんでここまで言われなきゃあかんの! しかも攻撃してくるし!!」とダウナーまっしぐら。 で、さんざん精神的にいたぶられた後、主要人物との会話で3回ほど「お前は何をしたいのか?」と問われて3つの選択肢が提示される。「愛子のため、あるいは民のため、それとも復讐のため、どれを心に誓って現世へ戻るのか?」と。 恐らくこの問いに重みを持たせるために精神攻撃をされたんじゃないかと思うのだけど、ちょっと俺にはキツイわ。 選択肢で何が変わるのか? といったところまで残念ながらプレイすることができていないが、まぁその辺は実際に遊んで確かめてほしいかな。あ、俺は愛子のために現世に戻ったよ。 ゲームとしての雰囲気はやはり黒澤明監督の白黒時代劇に強く影響を受けているのだけど、黄泉の世界は一線を画した侍ファンタジーな世界にタッチが一変するので、かなり不思議なゲームな感じだ。</p>