| アバルト695 トリブート 131ラリーはこれまでのアバルト695の限定モデル中でもかなり過激な仕様を持っている |
現時点では日本での発売や価格は未公表
積極的にニューモデルを発表し続けるアバルトですが、今回は伝説の「アバルト131ラリー」へのオマージュとなる695の特別仕様車”アバルト695 トリブート131ラリー”を追加。
アバルト131ラリーは1976年に発表され世界ラリー選手権(グループ4)へと6年間参戦し、国際ラリーで18勝、3度の世界コンストラクターズ選手権、FIAカップ・フォー・ラリードライバーズの2つのタイトル(マルク・アレン)を獲得し、かのワルター・ロールも世界ドライバーズ選手権を獲得したレーシングカー。
アバルト695 トリブート131ラリーはこんなクルマ
そして今回発表されたアバルト695 トリブート131ラリーを見てみたいと思いますが、搭載されるエンジンは最高出力177ps(132kW/180PS)、最大トルク250Nmを発生する1.4リッターTジェット。
「レコード・モンツァ・ソブラポスト」エグゾーストシステムが装着され、0−100km/h加速は6.7秒、最高速度は225km/hというスペックを誇ります。
さらにはストッピングパワーも強化され、フロントにはブレンボ製4ピストンキャリパーと305mmディスク、リアには240mmベンチレーテッドディスクが与えられ、ショックアブソーバーはコニ製FSD。
リアスポイラーは「スポイラー・アセット・バリアビレ」と呼ばれる可変式で0度から60度まで12段階の角度をつけることが可能です。
ちなみに最大の角度だと時速200キロ時に42キロのダウンフォースを発生する、とのこと。
ボディサイドには「トリブート131ラリー」の文字が入り、前後にはオーバーフェンダー(アバルト695 70°に近い)、サイドアンダーには専用サイドステップも。
ボディカラーはアバルト131ラリーからインスピレーションを受けた「ブルーラリー」と呼ばれる3層構造を持つ特別色、そしてルーフやピラーにはスコーピオンブラックが採用されるという2トーン仕様となっています。※ボディカラーにはレコード・グレイも選べる
アバルト695 トリブート131ラリーのインテリアはこうなっている
そしてこちらはアバルト695 トリブート131ラリーのインテリア。
ブラックのレザーとアルカンターラを基調としており、シートセンターにはブルーのライン入り(シートはサベルト製)。
ステアリングホイールはレザーとアルカンターラのコンビ、そしてスポークの一部はカーボンファイバー。
メーターフードもアルカンターラ張りです。
シートのステッチはブルー、そして「ABARTH」の型押しに131ラリーのシルエットも再現されます。
このアバルト695 トリブート131ラリーの日本導入、そして価格はまだ明らかにされておらず、しかし世界限定わずか695台だとされるので、かなり希少なクルマということになりそうですね。
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参照:Abarth
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