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◆昔 五十年前の師の著書黴(かび)拭ふ 岩木躑躅(つつじ) 「抒情(じょじょう)詩は運命としてその中に孤独と民衆を抱いてゐる」(国崎望久太郎(もくたろう)「風雅方寸」)。うん、賛成! 俳句や短歌、自由詩などは、孤独と民衆の両者を離れてはありえない。一方につくだけでも駄目だ。実はこれ、…