6月第1週はMeta Quest 2（メタクエスト2）向けに有料アプリ4個がリリースされました。
今週のピックアップ
「The Last Clockwinder」
巨大な樹の幹に建造された古代の時計塔の修理に挑むVRパズルアドベンチャーゲーム。プレイヤーは特殊な手袋「クロックワインダー」を装着し、時計仕掛けのオートマトン（機械人形）に指示を与え、様々な課題を攻略していきます。
特徴は「クロックワインダー」とオートマトンを活用したパズル。アイテムを投げる、植物を植えるといった作業をオートマトンに与えて、それが繰り返し、途切れずに実施されるよう調整していきます。最終的に目標に向けた動作が継続的に実行されるループ構造（永久機関）が完成すればクリアとなり、ゲームが進行します。
いわゆるNHKEテレの教養番組「ピタゴラスイッチ」の「ピタゴラ装置」とプログラミングの要素を組み合わせた作りになっており、最適な答えを求めて試行錯誤を繰り返す楽しさ（手ごわさ）と、時間を忘れて没頭してしまう高い中毒性があります。
また、ゲームが進むと複数体のオートマトンに指示を与えながら解くパズルも登場。その際にはチームを組ませるといった独自の攻略法も試されるほか、やり方によっては前述の「ピタゴラ装置」的な作品まで作り上げることができてしまうようです。
アドベンチャーを名乗るだけにストーリー性も強めで、主人公と時計塔との意外な関係と過去が紐解かれていくイベントが展開。世界観もSFを題材としながら、どこかほのぼのとしていて、グラフィックもその特徴を反映した作風になっています。
本作はQuest版と同日にPC向けVR版もSteamで発売。価格は税込2,570円で、Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift（Rift S）のヘッドセットに対応しています。ゲーム内言語はQuest版と同様、日本語には未対応です。
新作一覧
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「The Last Clockwinder」 |
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「First Person Tennis – The Real Tennis Simulator」 |
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「World Of Mechs」 |
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「Wings 1941」 |
※評価は執筆時点のOculus Storeでの評価です。
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