https://mainichi.jp/articles/20220505/k00/00m/040/126000c
カズワンの沈没事故以降、地元漁業者らが続けてきた一斉捜索が5月5日で終了した。第1管区海上保安本部網走海上保安署の要請を受け、ボランティアで協力してきたが、定置網漁が6日から本格化することから打ち切りを決めた。
民間船舶の一斉捜索最終日となった5日の朝、漁船4隻がウトロ漁港(北海道斜里町)を出港する際に、行方不明者の家族が感謝を伝えに来たという。結局、不明者は見つからず一斉捜索はこの日で終わったが、漁業者らは今後も漁の合間に各自で自主捜索する。
5日午後、捜索から戻った漁業の古坂彰彦さん(63)は「一人でも多く見つけてあげたかったが、できずに残念」と話した。また、海難救助のため地元漁業者でつくる斜里救難所の米沢達三・救助長(68)は「ロシア(の実効支配領域)との境界ぎりぎりまで捜索してきた。一日も早く家族に会わせてあげたいという思いでやってきたのだが……」と悔しさをにじませた。
一方、1管は5日、海底のカズワン船内を撮影した北海道警の水中カメラが回収できなくなったと明らかにした。撮影中、カメラを下ろしているケーブルが船内で絡まった可能性があるという。この日は、海保の水中カメラによる船内捜索を試みたほか、関係機関の船舶や航空機での海上捜索も行ったが、こちらも行方不明者の発見には至らなかった。また1管は新たに、これまでの捜索でカズワンのものとみられる客席の座面部分を回収したことを明らかにした。
カズワンは「カシュニの滝」の沖合約1キロの海底で船首を真南から東に10度傾けた方角(半島側)に向けて沈んでいる。道警の水中カメラが撮影した船内画像には、赤色の救命胴衣らしきものや天井から垂れ下がったコードなどが映っていた。【福島祥、遠藤龍、竹田直人、米山淳】
引用元: ・【知床観光船沈没】漁業者の一斉捜索終了 不明者発見「できず残念」 [七波羅探題★]
で、検査手抜き国土交通省の会見は?
The post 【知床観光船沈没】漁業者の一斉捜索終了 不明者発見「できず残念」 first appeared on TweeterBreakingNews-ツイッ速!.