2022年4月版のSteamハードウェア利用状況調査が公開されました。Meta Quest 2(旧Oculus Quest 2)のシェア率は47.97%(+0.62%)に増加し、シェア率50%に更に近づいた形です。
4月の調査ではVALVE INDEX(バルブ・インデックス)のシェア率は、15.35%(+0.26%)となりました。3月はQuest 2よりも大きなシェア率の増加を記録しましたが、今回はより“控えめ”な増え方となっています。
Oculus Rift Sのシェア率は減少し、11.07%(-0.53%)となりました。“初代Questのシェア率も同様に下がっています(-0.17%)。メーカー別では、Meta社製(Quest 2やRiftなど)VRヘッドセットのシェア率が 66.62%となっています。
現在の状況が続いた場合、Quest 2は年末までに、単独でのシェア率が50%を突破すると思われます。Meta社は2022年内に新型VRヘッドセット「Project Cambria(コードネーム)」の発売を予定していますが、これは“業務”での使用が想定されているデバイス。Quest 2のシェア率の上昇は、今後も続いていくことでしょう。同デバイスのシェア率がどこまで伸びるのか、引き続き見守っていきたいところです。
ハードウェア利用状況調査について
Steamによる月例のハードウェア利用状況調査は、ユーザーへの調査に基づく、ゲームを遊んでいるPCのグラフィックボードなどのハードウェア、またOSなどのソフトウェアに関する統計です。
本調査は、調査月にPCに”接続された”デバイスを示すもの。機器が実際に利用されているのか、またいつ購入したものかは不明です。さらに調査はSteamでの利用に限るもので、任意参加となっています。他プラットフォームの公式ストアにおける利用数は含まれていないため、市場全体のシェア率を直接推定するには不十分なことに注意が必要です。
(参考)UploadVR
Mogura VRはUploadVRのパートナーメディアです。
The post 【Steam月例調査】Quest 2の単独シェア率、50%超えにさらに近づく appeared first on Mogura VR.