2022/5/4 18:25
塩野義製薬が開発中の新型コロナウイルス感染症の飲み薬について、厚生労働省に製造販売の承認を申請してから2カ月以上がたった。国産初の飲み薬になることが期待されるが、厚労省は審査に慎重な姿勢を示し、承認に至っていない。今国会では、緊急時に医薬品の迅速な実用化を目指す「緊急承認制度」を盛り込んだ関連法案を審議中で、この新制度を活用する案が浮上している。
「国内企業が開発する治療薬の実用化は重要な課題だ。しっかりと後押ししたい」。後藤茂之厚労相は4月22日、塩野義の開発に対する最大62億円の追加支援を発表した。ただ、承認を審議する厚労省の部会の日程はいまだに明らかになっていない。
塩野義が中間段階の臨床試験(治験)の結果をもとに審査する「条件付き早期承認制度」の適用を求めて承認申請したのは2月25日。同制度は治験に時間がかかるケースなどで最終段階の治験完了前でも申請できる仕組み。塩野義の飲み薬も効果が確認できれば適用されるとみられていた。
ところが2つの主要評価項目のうち1つで明確な結果が出ず、厚労省内に慎重意見が広がった。中間段階の治験結果では、ウイルス量を減らす効果は確認できたものの、吐き気や嘔吐(おうと)などを含めた12症状の改善についてはっきりとした偽薬との差が出なかった。
https://www.sankei.com/article/20220504-VFPCSOZZPJJV7DOV23MVN2Z7MM/
引用元: ・塩野義のコロナ飲み薬、厚労省が審査に慎重 評価項目のうち1つで明確な結果出ず [神★]
国策を優先するのかどうか
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