| さらには相当数の来場者がオーダーを入れているのにまた驚き |
エキゾチックレザーの入手難易度が高くなっており、ここぞとばかりに購入する人が増えているようだ
さて、ルイ・ヴィトンが京都・智積院にて開催している限定イベント、「エキゾチックレザー展」へ。
エキゾチックレザーというと、リザードやパイソン、ワニ革と言った爬虫類の皮革を指すことが多く、しかし今回の中心はワニ革(ポロサス、ニロティカス、アリゲーターなど)。
加えて財布やキーホルダーといった小物類ははなく、ひたすらバッグを中心にした非常に珍しい展示内容となっています。
なお、現在こういったワニ革は極端に希少な素材となっており、バッグのような大きな製品を作ることができるメーカーが少なくなっていて、そのためルイ・ヴィトンも今回のイベントのために長い時間をかけて展示・販売するためのバッグを準備してきたのだそう。
ちなみにエルメスやルイ・ヴィトンはワニの繁殖業者に投資を行っており、ワニ革の確保に務めているそうですが、そうでもしないかぎり、今後「ワニ革を手に入れ製品を作ることが難しく」なってくるのかもしれません。
京都 智積院がルイ・ヴィトン色に
そして今回の会場は京都 智積院。
ちなみに提灯や灯籠がルイ・ヴィトンのモノグラム柄へと変更され、これはなかなかにユニークな演出ですね。
なお、ルイ・ヴィトンのモノグラムはもともと家紋をモチーフとしているので、こういったシチュエーションにもぴったりマッチしているもよう。
会場のどこにもLOUIS VUITTONの文字はなくシークレット開催となりますが、しかしこの紋章を見て「もしや」と立ち止まる一般の参拝客の人もいたようです。
会場は智積院の講堂と大書院ですが、土足厳禁なのでスリッパに履き替えての入場となります。
ちなみにこちらは約500万円のバッグ(カプシーヌ)ですが、今回のイベント会場限定受注の製品となり、そのデザインは京都の焼き物をイメージしているのだそう(焼き物のひび割れまでを再現している)。
一口にワニ革と言っても様々な処理がなされており、こちらはちょっとヘビーな感じの金属調。
レインボー&プリズム。
ウロコを際立たせたものや・・・。
逆に目立たなくしたものも。
ちょっとコントラスト強めのサハラのような製品。
とんでもないインパクトを放つマルチカラー。
なお、色々と見ているとウロコの大きさや向き、分布など「個性」があることがわかりますが、ルイ・ヴィトンのデザイナーさんはその個性にあわせてバッグのデザインを決めている、とのこと(つまりバッグのデザインが先なるのではなく、ワニ革が先にあり、ワニ革から受けたインスピレーションをもってデザインを行っている)。
1個あたり平均400万円くらいとしても、そうとうな金額になりそうだ・・・。
こちらは日本っぽいペイントがなされたトランク。
屏風を背景に使用した展示そのものもエキゾチック。
メンズ向けエキゾチックレザーも人気拡大中
なお、レディスだけではなくメンズ向けのエキゾチックレザー製品もラインアップされており、こちらはブロンズメタリック風のシリーズ。
ソフトトランクに・・・。
デニム風ボストン。
ちなみにメンズ向けのエキゾチックレザーは現在非常に引き合いが多いらしく、購入者が急増しているようですね。
「お茶菓子」もいただいてきた
なお、智積院の中を歩くのもなかなかおもしろく、ふだん見ることのできない風景を楽しくことができたと思いますが・・・。
今回特別に祇園の和菓子店、鍵善良房から職人さんが出張しており、目の前で和菓子を作るというパフォーマンスも披露してくれています。
そして最後には商談し・・・。
和菓子をいただいて帰ってきた!
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京都・智積院にて開催されたルイ・ヴィトン エキゾチックレザー展を様子を収めた動画はこちら
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