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<p>4月から稼働の新ごみ処理施設、配管腐食で年内ストップ…洗浄時に薬液を誤投入 – ライブドアニュース</p><p>【発表】4月に稼働開始した新ごみ処理施設、配管腐食で年内の受け入れ停止 鳥取 ボイラーを洗浄する際に強アルカリ性の薬剤を誤投入したため発電用ボイラーの配管が腐食し、関連機器の全交換が必要になったため。同施設でのごみの受け入れは来年1月に再開する。</p><p>鳥取県東部1市4町の新しい可燃ごみ処理施設として4月に稼働したばかりの「リンピアいなば」(鳥取市河原町)について、東部広域行政管理組合は2日、収集ごみの受け入れを6日から年内いっぱい停止すると発表し</p><p>た。 持ち込み分も7月から止める。薬液の誤投入で発電用ボイラーの配管が腐食し、関連機器の全交換が必要になったため。その間、ごみは旧施設の神谷(かんだに)清掃工場(鳥取市西今在家)で処理する。 組合によると、4月20日、焼却時の熱で発電用の蒸気を発生させるボイラーの外部配管40か所で水漏れが見つかった。外部配管をすべて交換したが、5月23日にはボイラー内部の配管2か所からも水漏れしていることがわかった。 施設を運営するJFEエンジニアリングが3月にボイラーを洗浄する際、強アルカリ性の薬剤を誤って配管に投入し、広範囲に腐食が生じたという。 施設は同社が試運転中で引き渡し前のため、組合に費用負担は発生しない。ごみの受け入れは来年1月に再開。今年7月の予定だった引き渡しも来年3月末に延期する。 施設は設計から運営までを同社が担う方式で整備された。同社の広報担当者は「人為ミスで迷惑をかけ、深くおわびする。引き渡しまでに作業手順のチェックも徹底する」と話した。</p>