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<p>アップルiPad、BYDがベトナムでの生産を月内に開始-当局者</p><p>アップルiPad、BYDがベトナムでの生産を月内に開始-当局者</p><p>米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」を受託生産している中国の比亜迪(BYD)は、月内にベトナム北部フート省でアイパッドの商業生産を開始する計画だ。省政府の当局者が明らかにした。</p><p>BYD )は、月内にベトナム北部フート省でアイパッドの商業生産を開始する計画だ。省政府の当局者が明らかにした。 同省の工業団地管理委員会トップ、グエン・ゴック・ハイン氏は電話取材に対し、BYDの報告に基づけば「工場は5月から試験操業しており、今月中に商業生産がスタートする予定だ」と述べた。同社は「合計1万2000人を採用する計画で、すでに4000人採用した」とも語った。 フート省のウェブサイトに掲載された声明によれば、同省のフーハ工業団地は昨年12月、6兆2300億ドン(約350億円)規模の工場を建設する免許をBYDに付与。工場は早ければ今月から年433万台のタブレットを生産できるようになり、年5000万枚の光学ガラス生産も可能になると声明は説明していた。 BYDは現在、中国などでアイパッドを組み立てている。同社は2024年に生産ラインを増強する計画だとハイン氏は話した。 ベトナムのBYD担当者からのコメントは得られていない。BYDの深圳本社に電話と電子メールでコメントを求めたが、営業時間終了後で返答はなかった。 米中両国間の緊張が高まるにつれ、中国に大規模な生産拠点を持つアップルのサプライヤーは東南アジアへの生産移管を検討し始めており、新型コロナウイルス禍に伴う混乱がこうした動きを加速させるとみられる。 原題:</p>