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<p>中学校の全国大会に民間クラブ参加を容認 中体連、23年度から – ライブドアニュース</p><p>【参加資格を拡大】中学校の全国大会に民間クラブ参加を容認 中体連、23年度から 個人競技だけでなく、サッカーなど団体競技も民間クラブがチームで参加可能となる。1人の選手が学校、民間クラブなど複数の団体から出場することは認めない。</p><p>日本中学校体育連盟は3日、東京都内で理事会を開き、2023年度の全国中学校大会から学校単位に加えて、地域の民間クラブなども出場できるように参加資格を拡大することを決めた。スポーツ庁が取り組む部活動の活動</p><p>主体を学校から民間クラブなどの地域社会に移す改革を受けた措置。 運動部活動、学校から地域へ スポーツ庁検討会議が提言案 日本中体連は規定の参加資格の特例に「地域スポーツ団体などに所属する中学生」を加えた。個人競技だけでなく、サッカーなど団体競技も民間クラブがチームで参加可能となる。1人の選手が学校、民間クラブなど複数の団体から出場することは認めない。 部活動の地域移行は教員の働き方の是正に加え、少子化による部員不足で団体競技を中心に学校単位の活動が難しくなってきており、子供のスポーツ機会を確保するためスポーツ庁が取り組んでいる。推進に向けて、大会の参加資格の変更は課題だった。複数の関係者によると、日本中体連側はこれまで参加資格見直しに消極的だったが、スポーツ庁から変更しない場合は大会の後援や補助金を認めないと迫られて決断に至ったという。 全国大会へ向けた各地の大会の運用は各都道府県中体連の判断となる。民間クラブの参加で出場チームが増えた場合、大会日程の延長や会場確保で運営が難しくなるため、一部の都道府県中体連から不満の声が出ていた。日本中体連の大河原嘉朗専務理事は「国が動いているので受けざるをえない。学校で活動できなかった子供が大会に出られれば目標を持てる」と話した。【小林悠太】</p>