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 東レは、水処理膜の中国展開で旺盛な需要を取り込み、市場シェアナンバーワンを目指す。中東地域では、先月にアラブ首長国連邦(UAE)で世界最大規模の海水淡水化プラント向けの逆浸透(RO)膜を受注しておりトップシェアを走っているが、世界最大の市場規模を持つ中国ではデュポンにトップの座を譲っているのが現状。広東省の大規模製造拠点での生産を今年1月に開始したのを皮切りに事業を加速させ、地域の状況に応じたニーズに細かく対応していくことで「水で困っているところで役に立ちたい」(同社水処理事業部門)として、中国でのプレゼンス強化を図る。

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