老いとはどう向き合えばいいのか。精神科医として35年近くにわたり高齢者医療の現場に携わってきた和田秀樹さんは「どれほど気をつけて努力したところで、ある程度の高齢になれば認知症になることは避けられない。老いを受け入れて、できることを大切にするほうがよりよい人生を送れる」という――。 ※本稿は、和田秀樹『老いの品格 品よく、賢く、おもしろく』(PHP新書)の一部を再編集したものです。 ■「90歳でも…