<p>【皇室ウイークリー】（７４６）天皇ご一家、おそろいでご養蚕 秋篠宮ご夫妻、戦没者にご拝礼</p><p>【皇室ウイークリー】（７４６）天皇ご一家、おそろいでご養蚕 秋篠宮ご夫妻、戦没者にご拝礼 愛子さまは以前から、機会があれば御養蚕所を訪れたいとの希望を持っていたといい、天皇、皇后両陛下とご一緒に作業に臨まれた。</p><p>天皇陛下は１日、皇居・宮中三殿で、国民の安寧を祈る祭祀（さいし）である「旬祭」に臨まれた。</p><p>皇后さまは同日、陛下と長女の敬宮（としのみや）愛子さまとともに皇居内の紅葉山御養蚕所を訪れ、蚕に桑の葉を与える「給桑（きゅうそう）」と、蚕が繭を作りやすいように「蔟（まぶし）」と呼ばれる網や枠に移す「上蔟（じょうぞく）」の作業に臨まれた。宮内庁によると、愛子さまは以前から、機会があれば御養蚕所を訪れたいとの希望を持っていたといい、天皇、皇后両陛下とご一緒に作業に臨まれた。 両陛下と愛子さまは、養蚕を手伝う「主任」と呼ばれる担当者に、最近の変化の激しい気候が蚕の成長に及ぼす影響などについてご質問。陛下は、養蚕の歴史についても関心を持たれていたという。お三方は蚕の成長の様子や触り心地を楽しみながら、和やかに作業された。 皇后さまは、天候の影響で急に成長が早まるなど、飼育が難しい中でも蚕が順調に育っていることに感謝し、関係者をねぎらわれたという。 日本動物園水族館協会の総裁として、協会の行事に出席するため栃木県を訪問していた秋篠宮さまは５月２７日、同県那須町の動物園「那須どうぶつ王国」を訪れ、動物の飼育状況などを視察された。 一般客が行き交う中、秋篠宮さまは園長に熱心に質問しながら、ツシマヤマネコやカピバラなどをじっくりとご覧に。ガラス越しにジャガーの動く様子を近くで観察し「大きいですね。餌はどれぐらいの量をあげているのですか」と尋ねられた。 道の駅「那須高原友愛の森」の工芸館を視察される秋篠宮さま＝５月２７日午後０時５７分、栃木県那須町 秋篠宮さまはこれに先立ち、道の駅「那須高原友愛の森」もご訪問。ササの一種を使った伝統工芸品として、ザルなどを編む実演を見学された。</p>