もっと詳しく

<p>アップルペイに独禁法違反の疑い EUが見解</p><p>アップルペイに独禁法違反の疑い EUが見解</p><p>【5月3日 AFP】欧州連合(EU)は2日、米アップル(Apple)がiPhone(アイフォーン)の非接触型決済サービス「アップルペイ(Apple Pay)」から競合他社を締め出しており、EU競争法(独禁法)違反の疑いがあるとの見解を示した。</p><p>)上級副委員長(競争政策担当)は記者会見で、暫定的な見解とした上で、「アップルは競合他社をアップルペイのウォレット(財布アプリ)から不当に締め出している」と指摘。「この行為が証明されれば、支配的地位の乱用に相当し、われわれの規則では違法となる」と述べた。 EU規制当局は米IT大手の取り締まり強化に取り組んでおり、過去にはアップルの音楽配信や電子書籍事業も標的となってきた。アップルペイをめぐるEUの調査に期限はなく、違法行為が認定されれば最大で年間売上高の10%に相当する制裁金が科される。 アップルは、同社の最優先事項は決済の安全性確保であり、アップルペイは公平な競争の場を提供していると主張している。(c)AFP/Alex PIGMAN</p>