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<p>持続化給付金詐取疑いの家族 全国でセミナー開催 名義人集める | NHK</p><p>持続化給付金詐取疑いの家族 全国でセミナー開催 名義人集める #nhk_news</p><p>【NHK】新型コロナウイルスの影響を受けた事業者に国から支給される「持続化給付金」をだまし取ったとして45歳の女の会社役員と息子2…</p><p>制度を所管する中小企業庁がおととしの夏ごろ、申請内容に不審な点があることに気付き、支給を中止しましたが、それまでに申請件数の54%にあたる960件以上が認められ、給付金が口座に振り込まれていたということです。 容疑者一家とは 捜査関係者によりますと、一家4人はもともと三重県に住んでいましたが、元夫の谷口光弘容疑者(47)が東京・六本木のマンションの1室を拠点に活動するようになり、それに合わせて2人の息子を東京に呼び寄せたとみられています。 元夫は一家を含む10数人のグループの指示役で、みずから勧誘も行っていたということです。 また、▽谷口梨恵容疑者(45)は、三重県内の自宅でオンライン申請の代行業務を、▽2人の息子は都内などで勧誘やオンライン申請の代行、それに税務署での手続きをそれぞれ担当していたということです。 一家が住んでいたとみられる三重県松阪市の住宅の近くに住む男性は「かつては子どもたちが遊んでいる姿をよく見かけましたが、近所づきあいはなく、どんな家族なのかは知りませんでした。ただ、家の前に高級車がよく止まっていて、お金持ちなんだなと思っていました」と話していました。 また、元夫が20代の頃に働いていたという松阪市のバーの店主は「若い頃から物覚えがよく、頭の回転も速い印象でした。独立して20代でバーを開店した後は不動産業なども手がけていて、当時から羽振りがよく、高級外車にも乗っていました。私も持続化給付金を受給しているので、事件のことを知った時は心が痛くなりました。一家は仲がいいものの、妻はおとなしいタイプなので、すべて指示に従ってやっていたのではないかと思います」と話していました。 一家はおととし9月までの5か月間にわたってうその申請を繰り返していたとみられていますが、制度を所管する中小企業庁が不審な点に気付いて支給を中止し、警視庁に情報提供を行った直後のおととし10月、元夫はインドネシアに出国し、行方が分からなくなりました。 警視庁は元夫を全国に指名手配し、顔写真を公開して行方を捜査しています。</p>