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「利用できない列車ではどうにもならない。こちらも一生懸命やってるところを形で見せたい」 そう話すのは、秋田県の第三セクター「由利高原鉄道」の社長、萱場道夫さん、67歳です。萱場社長が去年、打ち出した策が「通学定期の半額」。 ただでさえ赤字のローカル鉄道で、なぜ値下げに踏み切ったのか?…