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詩に刻まれた三日月と言えば思い浮かぶ未堂(ミダン)の「冬天」。「私の心の中のあなたのきれいな眉毛を/暮れる夜の夢で清らかに洗って/空に移して植えておいたら/冬至の大晦日に飛ぶ怖そうな鳥が/それを知ってるフリをしながら避けていく」 未堂は、「暮れる(千日)の夜の夢で清らかに洗った」…