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大阪で山田安民薬房を創業した山田安民は、宣伝の力を知りつくしていた。事業を実質的に引き継いだ長男の輝郎は、父に勝るとも劣らない広告宣伝の人であった。そして1933(昭和8)年、山田安民薬房に広告部が生まれる。 広告部では、すでに活躍していた文案家や商業図案家を招き入れた。当然、活動は華…